旧天城トンネル(天城山隧道)(静岡県)
トンネル 恐怖度 ★★☆☆☆
全長445.5メートルの石造トンネルで国の重要文化財。心霊スポットの顔の前に、文学と土木遺産の顔がある。
語られてきた逸話
伊豆半島の中央、天城峠にある旧天城トンネル。心霊スポットとして名前が挙がることがありますが、実は国の重要文化財に指定された、日本を代表する石造のトンネルです。編集部は、噂より先にこの場所の素顔を確認しました。
なぜ怖い場所として語られるのか
まず長さです。445メートルは、向こう側の出口が小さな点にしか見えない距離です。石造の内部は、湿気と冷気に満ち、水の滴る音が反響します。
次に周囲の環境です。天城峠は深い森に囲まれ、天候によっては霧が立ち込めます。山の中の古い石のトンネルという条件だけで、人は何かを感じ取りやすくなります。
※ 伝承・噂を含みます。事実関係が確認されていないものもあります。
緯度経度: 34.8519, 138.9433(位置は目安です)
近くの心霊スポット
- 丹那トンネル トンネル ★★★☆☆ 静岡県
16年の難工事で67名が殉職した東海道本線の長大トンネル。坑口に慰霊碑が建つ。
- 大崩海岸 水辺・橋・ダム ★★★★☆ 静岡県
駿河湾に迫る断崖絶壁の海岸。崩落と事故の歴史が数々の噂を生んだ。
- 人穴 神社・霊場・史跡 ★★★★☆ 静岡県
富士講の聖地である溶岩洞穴。富士宮の樹海に囲まれた霊場として知られる。
- 旧善波トンネル トンネル ★★★☆☆ 神奈川県
国道246号の旧道にある1928年開通のトンネル。少年の霊の噂が語られるが、旧道という構造で説明できる部分が多い。
- 青木ヶ原樹海 山・峠・森 ★★☆☆☆ 山梨県
貞観大噴火の溶岩の上に約1200年かけて育った原生林。「磁石が狂う」は俗説で、名所化の背景には小説の影響がある。