青木ヶ原樹海(山梨県)

山・峠・森 恐怖度 ★★☆☆☆

貞観大噴火の溶岩の上に約1200年かけて育った原生林。「磁石が狂う」は俗説で、名所化の背景には小説の影響がある。

語られてきた逸話

青木ヶ原樹海は、日本でもっとも「怖い森」として語られてきた場所です。しかし編集部が資料を確認すると、その印象の多くは、森そのものの性質ではなく、後から重なった物語によってつくられたものでした。

結論:怖さは、森の性質より後から重なった物語から来ている

青木ヶ原は、864年の貞観大噴火で流れ出た溶岩が、当時あった広大な湖「剗の海」の大半を埋めた場所に生まれた森です。約1200年という歴史は、森としては若い部類に入ります。

溶岩の上に育った森なので土が薄く、木々は根を地表に広げて育ちます。昼でも暗く感じられ、風の音も吸い込まれるように静かになります。この環境が、訪れた人に強い印象を残してきたことは確かです。

※ 伝承・噂を含みます。事実関係が確認されていないものもあります。

緯度経度: 35.47, 138.64(位置は目安です)

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