野麦峠(岐阜県)

山・峠・森 恐怖度 ★★★★☆

女工哀史で知られる峠。過酷な労働で命を落とした人々を悼む碑が立つ。

語られてきた逸話

標高1600メートルを超える峠に、冬の飛騨から十代の少女たちが列をなして越えていった時代がありました。野麦峠は、製糸工場へ向かう工女たちの道でした。多くがここを無事に越え、そして越えられなかった者もいました。この峠が心霊スポットとして語られる背景には、その記憶があります。

工女たちが越えた道

明治から大正にかけて、飛騨の農村から多くの少女が諏訪・岡谷の製糸工場へ働きに出ました。その道が野麦峠です。年の暮れに帰省し、年明けにまた越える。積雪期の標高1600メートル超の峠を、十代の少女が徒歩で越えていったのです。

峠には「お助け小屋」が設けられ、遭難者を保護する役目を担っていました。それでも凍死や滑落で命を落とした者がいたことは、記録に残されています。

※ 伝承・噂を含みます。事実関係が確認されていないものもあります。

緯度経度: 36.1, 137.62(位置は目安です)

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